今日の昼休憩はSNOW PEAKのアルミクッカーで唐揚げをやってみた。唐揚げというか、揚げ物自体今日初めて試みる…
まずは炊飯。
米が沸騰するまでの間を利用して唐揚げの準備。
粉も水も適当に混ぜる。
肉入れて揉んだ。
さすがにいつもの机で揚げ物は恐ろしいので別の場所でやる。
150tプレスの前。ここで揚げる。
米が蒸らしに入って目が離せる状態になった。
鶏肉投入。人生初の揚げ物。不安…
12時30分になんとか出来上がり。唐揚げ定食ありがとうございます。
ごらんの出来映え。
大失敗。
でも味はよかったし、肉汁溢れる柔らかい食感が最高だった。唐揚げとしては失敗だが、味と食感だけはよかった。
残った油は冷ましてボトルに戻したのだが、鶏の油が混ざって白濁していた。早めにつかいきろう…
ちょうど唐揚げが仕上がった頃、外に昼飯を食いに行っていた後輩が帰って来たので、大失敗した唐揚げの惨状を見せた。
後輩「山吹のオッサンがさっき言ってましたわ、唐揚げを上手に作るコツ」
俺「マジで。あそこの揚げもんはトンカツしか喰った事ないけど唐揚げもうまそうやな」
山吹は会社の近くにあるメシ屋で、関西で有名な「あまから手帖」というグルメ雑誌にも紹介された事のある名店だ。
昼定食の内容は日替わりで、メニューには存在しない料理が提供されている。味もよく量も多めでお値段控えめなのが嬉しいところ。(先週食い逃げしたボケに罰が当たります様に)
後輩「今日の唐揚げは磯辺揚げな感じでめちゃウマかったですわ」
俺「マジで?めちゃええやん。それ聞いてから唐揚げ作った方が良かったな。今度パクるか」
という事で、大失敗してしょんぼりしているので次に唐揚げをやるのは随分先になると思うが、山吹の磯辺唐揚げをパクらせてもらおうと思う。ありがとう山吹。
そいうえば後輩で思い出したが、宮田君という新人が居た。随分前にやめてしまったのだが。
その宮田君と一緒に資材置き場を整理していた時にちょっと驚いた事が起きた。
目当ての資材がどこにあるか一目で分かる様に、品名を書いた札を掛けるという作業を手分けしてやっていたのだが、製品に貼付けるラベル専用の置き場を見ると「ラベル」ではなく「ツール」という札が掛かっていた。
俺「なんでツールなん。道具置き場はここちゃうで」
宮田君「え?シ、シールですけど…」
俺「これ「シ」ちゃうで、どう見ても「ツ」やで、ツ。あとシールじゃなくてラベルやし」
宮田君「??」
俺「自分カタカナのシとツが一緒になるタイプの人間か(笑) 携帯でカタカナのシとツ見てみ。全然形が違うから」
宮田君「ほんまですわ。知りませんでした…」
俺「自分のシとツって何が違うん?」
宮田君「最後に書く部分を下から書くか上から書くかで分けてます」
俺「書き順っていうか、形がおかしいねん。どうみてもこの「シ」は「ツ」やで(笑)」
宮田君は学生時代、社会、特に地理が得意だったと言っていたのだが、この一件があってちょっと疑わしいと思う様になってしまった。
俺「宮田君、社会科得意とかいうけどや、シンガポールとかミシシッピ川とか、テストで出て来たら間違うでこれ。ツンガポールとかミツツッピ川なるで。やばいな(笑)」
宮田君「…」
今でもたまに会社の横をチャリで通り過ぎて行く姿を目撃される宮田君。ちゃんとシとツを書きわけられる様になっていたらいいのだが。
とはいうものの、俺も「角」という漢字を30歳過ぎるまで間違えて覚えていた。
漢字テストで「解答」や「角度」など、「角」が含まれた問題はいつも不正解。
結局不正解の理由が分からないまま高校を卒業してしまった。
正しい「角」に気付いたのは今の会社に入ってからで、知った瞬間、嘘やろマジで!!と一人で叫んでしまった。
人の事は言えません…