能除一切苦真実不虚
今週の月曜の模様。この日は炊き込みご飯をやった。材料はかなり適当。
米は二合用意。
異物混入で話題のシーチキンを使う。
水煮タイプなので水ごと全部投入。
野菜はミックスベジタブル。というのも、前日にニンジンなどの具材を買うのを忘れていたので急きょこれを持ってきた。
醤油、みりん、酒、ゴマ油などを適当に入れる。
いざ炊飯。
みそ汁は乾燥わかめを入れるだけの適当汁。
米蒸らし中に味噌汁を加熱。
蒸らし後。こんな具合。炊く前に混ぜておいた方がよかったのかもしれない…
混ぜる。
それっぽくなってきた。
炊き込みご飯と味噌汁の完成。味はそこそこ。
僅かだが焦がしてしまった。会社で初めて炊き込みご飯を作った時が一番仕上がりがよかったな。同じようにやっているつもりなのだが…
最近は仕事で重労働が続くので、午後の休憩は少しでも体を休めようと思い、床に段ボールを敷いて、ペットボトルを枕にして寝ることが多い。
基本的に寝付きは良い方なので、おそらく目を閉じて5分前後で意識を失っていると思う。
短い時間だが、10分でも眠れると疲労が和らぐ感じは少しある。
思い込みかもしれないが…
つい最近、馴染みの黒猫を撫でている最中に面白いことを思いついた。
猫に限った事ではないのだろうが、人間が感じる時間の概念は、動物には当てはまらないはずだ。
日没が迫っているからといって「ああ、あと数時間しかこの場所で日向ぼっこできないのかな」なんて考える猫は居ないと思う。
「暖かい場所があるからここでのんびりしよう」
猫を馬鹿にする訳ではないが、きっとその位しか考えていないと思う。
たとえ10分だろうが5時間だろうが、猫にとっての日向ぼっこは日向ぼっこ以外の何ものでもない。
「時間感覚を排除して心地よさだけを楽しむという事…」
「休憩時間などをこの考え方で過ごしてみたらどうなるのだろうか…」
そんな事を思いついた。
ということで実際に試してみたのだが、これが思いのほか凄い事になってしまった。
待ちに待った15時の休憩時間。大急ぎで段ボールを敷いて寝床を作って横になる。
「あー気持ちいい。これを全力で満喫する…」
午後の休憩は15分あるのだが、今からあと何分間は横になれるだの、休憩が終わったら何の作業だの余計なことを一切考えず、横になった心地よさだけを全力で満喫した。
「あー気持ちいい…」
ふと気が付いて、時計を見ると15時11分。
おそらく3分前後くらいしか意識を失ってなかったはずだが、何時間も眠り込んだような感覚で、あれ?今昼休憩だっけ?あれ?寝過ごした?と思うくらいに、深い眠りから目覚めた感が半端なかった。
これはもう仮眠のレベルを超えている…
夜中に目が覚めて、再び眠りにつく事が出来ずイライラ。やっと眠れそうだと思ったらもう朝を迎えていたという事は誰でも経験した事があるだろう。
布団の中であっち向きこっち向き。羊の数を数えても、般若心経を心の中で唱えても眠れやしない…ちなみに俺は無宗教。
でも待てよ。布団に横たわってる時点で心地良いはずではないのか?
眠ることに固執せず、布団に横たわり、ただその心地よさだけを味わえば良いのではないのか。
という事で、最近夜中に眠れない事があると、時間を気にせず布団の気持ちよさのみを満喫し、そのほかの事は一切考えないようにしている。
たとえ1分であろうが1時間であろうが、今その瞬間の心地よさを満喫する。
そうすることで、短時間でも十分な休息感を得られるようになった。
黒猫に教わったリラックス方法により、自分の休息の質は格段に上がったといえる。
ありがとう黒猫。
猫即是撫
撫即是猫
さんざん撫でまわしているが、君にはもっと上等なお礼をしなければなるまい。