という事で今日はボーナス支給日。の割には安上がりな食材ばかり写っているが、今日はスタミナラーメンを作る。
クッカーの裏側をまな板がわりにしてニンニクを刻む。
今日はスノーピークのチタンクッカー(大)を2つ使う。
ニンニク、豚肉を適当に炒めた。
野菜。玉ねぎ、人参、白菜は家で切ってきた。
火が通りにくそうな気がしたので、先に炒めたいものだけ取り出しやすいようにラップに入れてきた。
どんどん量が増える。
ひたすら炒めていたのだが、白菜の存在を忘れていた。
んー量多すぎ。どうやって炒めるのか…
なんとか頑張って
どうにかこんな具合に。
水を入れた。
味付けは軽く塩コショウとこの2つのチューブ。
豆板醤はこの量をあと2回分入れた。
香味ペーストはこれだけ。分量は適当。
スープが出来たので、麺を茹でる湯を沸かす。
スープに入れて直接煮てもいいのか。
麺を湯がいている最中に後輩の泉君が昼飯抜きだと気づいたので、こっちは泉君に分ける事にした。
俺のはこっち。残り半分になったスープに麺を入れて煮る事にした。
たまにはインスタントでない麺もええな。
スタミナラーメン完成。味噌を入れようと思って完全に忘れていたが、味は完璧だった。簡単うまい。いう事なし。
ごちそうさま。あとは賞与明細を頂いて帰るだけです。ありがとうございます。嘘です。頑張って働きました。
そういえばラーメンで思い出したが、以前、後輩の太田君とバカッターについて話していた時に面白い話を聞いた。
何年か前に、売り物の食材を咥えた写真をツイッターにアップして炎上した某ラーメン屋のバイトの女の子が、太田君の父親の友人の娘さんなんだそうだ。
太田君自身も結構若いし、過去の話を聞くとかなり滅茶苦茶な事をしているので、ああ、若いって凄いなとか思うのだが、そんな無謀な太田君でさえ、バカッターの心理は全く理解できないそうだ。
まあ、そんなもん理解しなくてもいいのだが…
身近にそういった人間が居ることに一緒になって驚いていた。
もう10年くらい前になるか、取引先の会社の社長とスナックで飲んでいた時の事だ。
自分は以前、某社に勤めていたことがあり、自己紹介がてらに前歴を話すと、社長がこんな事をいった。
社長「あんた、どこの部署やったん? その会社で世界初の〇〇機作った人、私の知り合いですわ。知っとる? その人?」
俺「マジっすか…」
というか、〇〇機が昔の話過ぎて会ったことあるもなにも、自分はそのころ小学生だし…
かなり驚いた一件だったのだが、この話はすっかり忘れていた。
つい最近、テレビで某メーカーが昔作った某製品と、それにまつわる人々が紹介されていた。
へぇ、人の繋がりって凄いねんなーと感心して見ていたのだが、そこでさっきの取引先の社長の話を急に思い出して焦った。
「社長が知り合いって言っていた人って、この人ちゃうん…マジで…」
という事で、かなりの偉人でびっくりした。
そんなこんなで、日本の偉人とも呼ぶべき人々や、ネットで炎上するバカッターが、割と身近な人々の繋がりの、そう遠くない場所に居るってのが不思議で面白いねという話を後輩の泉君にしたのだが、そうしたら彼からこんな返事があった。
泉君「元工場長の娘さんの友人がタレントのH・Mみたいですよ。この間も家に遊びに来たらしいですよ」
マジで…というか元工場長とは何百回と会社から駅までを一緒に歩いて帰ったりした事もあるのだが、そんな話は一度も聞かなかったぞ…
泉君はスポーツをやっていた関係で、知人の中にそっち方面の著名人が数人いる。皆すごい知り合いが居る一方で、俺の幼馴染は犯罪者ばかりだ。もう嫌になる。
自分の友人知人を数人さかのぼれば大統領に行きつく、という話をどこかで聞いた覚えがある。長い間、そんなバカな話ある訳ないやろと思っていたが、自分の身近な人々の繋がりを知ると、あながち無い話でもないのかなと、そんな風に思うようになった。
知り合いの知り合いの知り合いがトランプで、俺の銀行口座に誤って10億くらい送金してしまい、「面倒だから返金はいいよ、君の将来に投資するよ」とかいう奇跡が起きることを祈って今日は寝ることにします。
ありがとう。さようなら。