食堂「元祖しばいたろ家」の玉子丼
私が働いている工場には、昼時にだけ現れるという食堂が存在する。決まった場所はなく、店主の気分によって、工場内のどこかに突如として出現するという。その名を「元祖しばいたろ家」という。
午前8時すぎ。始業前の工場内で偶然見つけたお盆。今日はここが食堂になるのだろうか……
昼休憩のチャイムが鳴ると、私は始業前に目撃したお盆のあるテーブルへと駆け込んだ。その側で見たのがこれだ。店主が飯の支度をしているところを無理を言って撮らせてもらった。昼休憩が始まってから米を炊くのだという。ラストオーダーは開いてすぐの12時。12時を1分でも過ぎると注文不能だそうで、今回は前日予約していたという部下に権利を譲ってもらい、私が食べさせてもらえることになった。
米を炊く間に、別のコンロで調理している。炊飯と調理にはSNOWPEAKのクッカーを使っていた。
たまご。
めちゃめちゃ工場。
ぐつぐつ。クッカーの蓋を丼用の鍋に使っている。
炊きたて白飯。
玉子丼。
玉子丼!!!!
玉子丼セット!!!!!!!
元祖しばいたろ家の玉子丼セット。大変美味しゅうございました。
工場です。
全部自分で作って自分で食ってるだけなので、途中で書いていた部下に譲ってもらった云々とかそういうのは適当に書いた嘘です。工場の昼休憩中にこういうアホなことを一人でやっている写真を貼ってるだけで、しばいたろ家とかいう食堂はありません(笑)